八木

では、具体的な経管栄養の方法について説明していきましょう。
今回は、経鼻胃管栄養について説明していくよ。

ゆうか

お願いします!

まずチューブの挿入について説明します。必要な物品を確認しましょう。

栄養チューブ
聴診器
注射器
固定用テープ
潤滑剤
油性マジック

テープは仮留め用を含めて必要な枚数を用意しましょう。潤滑剤は自宅ではワセリンやベビーオイル、水などでもOKだよ。

それと、実施前に石けんや流水による手洗いか擦式手指消毒薬による手指消毒を行い手袋を装着しましょう。自宅で家族が行う場合は、手袋を装着せず、手洗いまたは手指消毒のみでも構いません。

わかりました!

それじゃあ手順について説明していくよ。まず、チューブの長さを決めていきましょう。

印をつけた時に、普段の長さと大きく違っていないか確認することも大事なんですね!

次にチューブをスムーズに挿入するために枕を入れて頭部を前屈させましょう。

ゆうか

気管に誤挿入するのを防ぐためですね。

八木

その通り!
次に、チューブの先端に潤滑油(ぬるゼリー、プロペトなど。水でも可)をつけて、挿入していこう。

この時、チューブの先端に耳を当ててみて、呼気の漏れがあったら気管に挿入されているから注意してね。
印をつけたところまでチューブが入ったら、頬にテープで仮留めして口腔内のチューブの状態を確認しておこう。

このように絡まっていないか確認するんですね。

そうだね。他にもこのようなことを確認するよ。
・注射器の内筒を引き、ミルクや胃液が引けるか、空気の有無、陰圧を確認。
・あらかじめ注射器に5ml程度の空気を入れておきチューブに接続して、注入音を確認。

反対に、チューブを抜去するときは体を仰向けに寝かして、頭を固定してテープをはがす。それからチューブの蓋を閉じて、チューブをゆっくり引き抜くんだ。

なるほど!