えむ

療育手帳について教えていただけますか?

かめい

療育手帳の申請は、長野県に居住する18歳未満の知的障害(知的発達症)のあるお子さんが対象です。
障害の程度に応じて、手帳の等級が決定されます。

等級によって、受けられる支援は異なるのでしょうか?

そうですね。
自治体ごとに内容は異なりますが、それぞれのニーズに合ったサービスや支援を受けることができます。

具体的にどのようなサービスがありますか?

例えば、障害のあるお子さんが通う学校での支援、福祉サービスとしての訪問介護やデイサービス、リハビリテーション、また、心理的な支援などがあります。

ご家族に対する支援もありますか?

はい、家族が受ける心理的負担の軽減や、生活の質の向上を目指したサポートがあります。
例えば、親子で参加できる交流会や、親向けのセミナー、相談支援などです。

申請の流れや更新はどのように行われますか?

療育手帳は、まずは「市町村窓口(松本はこども福祉課)」へ申請し、その後「児童相談所」で障害の程度の判定日の調整を行います。
判定後は1か月程度で結果が送られてくるので、対象となった方は再度市町村窓口へ行きましょう。
通常、長野県の場合には1年から5年ごとに再判定をしています。
更新時には、再度、障害の状態に関する書類が必要になります。

療育手帳を持つことで経済的なメリットはありますか?

はい、所得税や住民税の減免、自動車税の軽減など、税金の面でのメリットもあります。
これらは手帳の等級や家庭の収入によって異なります。

逆にデメリットはありますか?

特に大きなデメリットは無いと思います。
あえて言えばですが、手続きや更新の手間でしょうか。
療育手帳を持つことで、周りに障害があることが伝わるのを心配される方もいるかもしれませんが、手帳を持つことで知られてしまうことはありません。
手帳の取得自体も任意なので、メリットを感じなければ取る必要はありません。
必要がなくなれば、返納もできます。

亀井さん、ありがとうございます。
療育手帳は、障害のある子どもたちとその家族にとって非常に重要な制度ですね!

その通りです。私たち支援センターも、皆さんが必要とする情報やサポートを提供するために努力しています。