特定医療費助成制度
はじめに
国が指定した難病に罹っている患者さんの治療費を下げる制度です。 現在、全国で95万人が利用しています。
対象者
指定難病に罹患されている患者さんが対象です。
内容
患者さんの自己負担が2割になり、かつ所得に応じた上限額が設定されます。 例)指定難病の患者さん(階層C1)の月の治療費が10万円の場合: 2割負担になるため2万円になると思われますが、この階層の患者さんの上限設定額は1万円であるため、この患者さんが負担する医療費は1万円になります。
申請方法
①お住まいの保健所に申請の問い合わせをします。(市役所でない事があります) ②保健所が指定する書類(診断書や住民票など)を用意します。 ③保健所に申請して認定を待ちます。
補足
・小児慢性特定疾病と特定医療費助成制度は同時に申請はできますが、小児慢性特定疾病医療費助成制度の自己負担額の上限は、特定医療費助成制度の自己負担額の上限の半額に設定されているため、小児慢性特定疾病医療費助成制度の方が負担が少なくなります。 ・難病情報センター(厚生労働省)のホームページにて指定難病は確認する事ができます。